和室から洋室へも可能！洋室リフォーム費用の相場比較と注意点

「洋室を綺麗にしたい」
「和室を洋室に変えたい」

このような洋室のリフォームに興味がある方のために、洋室をリフォームする際にかかる費用の相場や、和室を洋室にリフォームする際にかかる費用の相場などを紹介します。

洋室リフォーム費用はいくらが相場？

洋室をリフォームするといっても、壁紙だけを貼り替えるシンプルなリフォームから、建具や窓なども交換するリフォームまで、様々なパターンが存在します。

以下に洋室リフォームのおすすめパターンと、その費用の相場を３つ紹介します。

床の貼り替え費用は、フローリングからフローリングに貼り替えても、クッションフロアからクッションフロアに貼り替えても、費用は同額程度となります。

費用の相場は、交換する窓や建具の数、グレード、依頼するリフォーム店などにより変動しますが、複数の箇所をまとめてリフォーム依頼すると安くなる傾向があります。

そのためリフォーム費用を安く抑えたい場合は、まとめてリフォームをするのがおすすめです。

続いて、一軒家の和室を洋室にリフォームする際に必要となるリフォーム箇所と、その費用の相場を紹介します。

表中の「真壁」とは和室ならではの柱が見えている壁を表し、「大壁」とは洋室ならではの柱が隠れているスッキリとした壁を表します。

そのため和室から洋室へのリフォームを希望するものの、多少和室の名残があるリフォームで構わない場合は、真壁を大壁にするリフォームを省略できます。

真壁を大壁にするリフォームを省略すれば費用を安く抑えられるので、和室を洋室にリフォームをする方の多くは省略しています。

反対に和室を洋室に完全にリフォームをしたい場合は、真壁を大壁にするリフォームが欠かせないといえます。

洋室をリフォームする際は、壁紙や床を貼り替えるなど、デザインの一新だけを目指すリフォームもいいのですが、壁や床下に断熱材を入れたり、床暖房を入れるなど、住み心地を向上させるリフォームがおすすめです。

もちろんそれらのリフォームには費用がかかります。

例えば10帖の洋室の壁に断熱材を入れるためには、室内の壁を全て撤去し、作り直す必要があるため、25万円程度の費用が必要です。

また10帖の洋室に床暖房を導入するためには、安くても数万円程度、高額になると数十万円以上の費用が必要となります。

しかし壁や床に断熱材が入っていれば、冷暖房が効きやすいので光熱費を節約できますし、防音性も向上します。

床暖房があれば、冬季に足元が暖かいという大きなメリットがあります。

そのため洋室をリフォームする際は、予算が許されるのであれば、デザインの一新と共に、住み心地を向上させるリフォームを目指すのがおすすめです。

さらに予算に糸目を付けないのであれば、ニッチ（壁に埋め込まれた小さな収納）を追加したり、一階と二階を吹き抜けにしてキャットウォークを付けるなど、遊び心のあるリフォームも可能です。

ニッチがあれば好きなインテリアを飾ることが可能で、吹き抜けに渡したキャットウォークに猫を歩かせれば、立体感のある楽しい空間を演出できます。

なお洋室をリフォームする際に、隣接する部屋との壁（間仕切り）を撤去し、広くしたい場合は、できる場合と、できない場合があります。

具体的には、撤去を希望する壁に筋交いが入っていない場合は比較的安易に撤去が可能で、筋交いが入っている場合は撤去できなかったり、撤去にたくさんの費用が必要となります。

このため隣接する部屋との壁を撤去しつつ、洋室を広くするリフォームをご希望の場合は、リフォーム店にその旨を伝え、専門家からアドバイスを受けつつ、リフォームを進めてください。

リフォーム業者と一口に言っても、各社とも得意分野が分かれています。

まずは洋室リフォームの実績が豊富な会社なのかどうかを確認しましょう。

洋室リフォームの経験が豊富な会社は工事に慣れているだけでなく、メーカーとの取引量も多いため、安価に壁紙や床材、建具や高断熱サッシを仕入れてもらうことも可能です。

あなたはどんな洋室が欲しいですか？