「簡単に生ゴミを処理できるディスポーザーを取り付けたい」
ディスポーザーは一見便利に見えますが、メリットだけではなくデメリットも存在します。
そこでこの記事では口コミ情報も織り交ぜながら、生ゴミ処理機ディスポーザーに関する情報をお届けします。
ディスポーザーのメリット
ディスポーザーのメリットは、何と言っても生ゴミの処理がラクになること。
特に、夏場は生ゴミによる臭いや虫の発生などの心配から解放されます。
ディスポーザーのデメリット
1)自治体への届出が必要
ディスポーザーの使用ですが、自治体によっては禁止されています。
理由を一言でまとめるなら「環境汚染に繋がるから」です。
環境汚染を防ぐため、現在は法律で直接下水への排水は禁止されています。
外部に処理槽を設置し、その処理槽で生ゴミを沈殿させて綺麗にしてから排水処理を行わなければなりません。
そのため、まずは自治体にディスポーザーの使用が可能か確認し、使用可能な場合は申請を行い、許可がおりれば使用OKとなります。
2)定期保守点検が必要
処理槽までの配管や、処理槽から下水道管までの配管が壊れていると、その地域一体の環境汚染に繋がります。
そのためディスポーザー本体の定期点検は不要ですが、排水処理設備は(年2回以上)定期保守点検が必要となります。
3)壊れやすい
ディスポーザーは生ゴミなら何でも処理できるわけではありません。
例えば
- 繊維質のもの(たまねぎの皮など)
- 硬すぎるもの(果物の種など)
- 弾力があるもの(お餅など)
- 大きすぎるもの(トウモロコシの芯など)
などは故障の原因になります。
そして、わずか2〜3年ほどで配水管が詰まってしまい、補修工事が必要になったという話はよく聞きます。
また配水管が詰まったがために排水がキッチンに溢れ、結局、配水管の全交換が必要となり、床を剥がす大工事になったという最悪な事例もあります。
ディスポーザーの取り付けを検討をされる場合には、こうしたリスクを知った上で検討することが必要です。
ディスポーザー の取り付け事例
ディスポーザー取り付け業者の選び方
リフォーム業者と一口に言っても、各社とも得意分野が分かれています。
まずはディスポーザーの取り付け実績が豊富な会社なのかどうかを確認しましょう。
ディスポーザーの取り付け経験が豊富な会社は工事に慣れているだけでなく、メーカーとの取引量も多いため、安価にディスポーザーやシステムキッチンを仕入れてもらうことも可能です。