玄関は「家の顔」なので、デザイン・広さ・インテリアにこだわりながら第一印象を良くしたいものです。
この記事では、そんな玄関リフォーム費用の相場やコツについてお伝えします。
玄関リフォーム費用はいくらが相場?
玄関リフォームの費用は
- 玄関ドアだけリフォームするのか
- 玄関全体をリフォームするのか
で大きく変わってきますが、目安としては下記を参考にしてください。
玄関ドアだけのリフォーム | 20~30万円 |
玄関収納工事 | 5~25万円 |
玄関たたきリフォーム | 5~10万円 |
鍵の交換費用はいくらが相場?
インテグラル錠タイプのカギ交換 | ノーマルキー10,000円~12,000円 ディンプルキー14,000円~17,000円 |
引き違い戸錠タイプのカギ交換 | ノーマルキー14,000円~15,000円 ディンプルキー19,000円~21,000円 |
装飾錠(アンティーク錠)タイプのカギ交換 | ノーマルキー12,000円~14,000円 ディンプルキー14,000円~20,000円 |
玄関ドアの価格はいくら?
メーカー名 | 商品名 | 価格(税抜) | 備考 |
---|---|---|---|
三協アルミ | ファノーバA11 | 260,000円 〜529,000円 | スリット採光 取手アーチ |
三協アルミ | 断熱玄関ドア プロセレーネK2仕様ベーシック片開きドア | 324,600円 〜353,200円 | 幅944 高さ2330 |
三協アルミ | バラード31 片開きドアスリムタイプ | 219,300円 〜236,800円 | 幅944 高さ2330 |
引き戸の価格はいくら?
メーカー名 | 商品名 | 価格(税抜) | 備考 |
---|---|---|---|
三協アルミ | 麗峰引違い戸(2枚建) 半外付きパネル付樫(ガラス別途) | 159,460円 | 高さ2277 幅1898 ランマ付き |
玄関引戸彩樹 引違い戸(2枚建)12 千本格子 | 338,000円 〜381,200円 | 高さ2230、幅1640 格子着脱可能 ランマ無し | |
玄関引戸 ジュノバ 引き違戸(2枚建)36 | 351,000円 ~388,800円 | 高さ2230、幅1640 格子着脱可能 |
玄関TVフォンの価格はいくら?
メーカー名 | 商品名 | 価格(税抜) | 備考 |
---|---|---|---|
ELPA | ワイヤレステレビドアホンWDP-100 | 23,796円 | 2.36型TFTカラー液晶ディスプレイ |
ELPA | モニター&ポータブルセットDHS-TMP2320 | 46,111円 | 3.5型TFTカラー液晶ディスプレイ |
TWINBIRD | ホームセキュリティーシリーズ ワイヤレス・テレビドアホンDoNaTa( ドナタ ) VC-J570S | 29,000円 | 3.5 型TFTカラー液晶ディスプレー |
LIXIL | 8 DKA12 ZZ | 31,000円 |
玄関リフォームのコツ
玄関床の素材選び
タイルやモルタルなど、たたきの素材で印象がガラリと変わるので、玄関床の素材選びはポイントになります。
靴についた泥や雨水などで汚れやすい部分なので、汚れを落としやすく、滑りにくい素材を選ぶようにします。
玄関を広くみせるには
畳1枚分が玄関ホール&たたきの一般的な広さですが、2枚分の広さがとれるとゆったりします。
また玄関は、ホール部分よりもたたき部分を広くすると窮屈感がなくなります。
あとは玄関収納扉を鏡張りにして開放感を演出したり、光を取り込む構造にすることで広がりも演出できます。
玄関ドアの種類について
玄関の扉は開き方によって「開き戸」と「引き戸」に分かれます。
開き戸(ドア)の種類
開き戸
開き戸は洋風なものが多く、引き戸に比べると断熱性にも優れています。また簡単に取り付け可能なリフォーム用ドアが出現したことで、以前よりも手軽にリフォームができるようになりました。
片開きドア
1枚のドアが左右のどちらかに開く形になっており、最もよく利用されるタイプのドアです。商品の種類やデザインも豊富で、狭いスペースにも設置しやすいのが特徴です。
袖付き開き戸
片開きドアに袖が組み合わさったタイプです。袖に窓の付いたデザインも多く、光を取り入れることができるので、玄関が明るく開放的になるのが特徴です。
親子ドア
大きさの異なる扉(親扉と子扉)が向かい合っているドアです。子扉は閉めていることが多いのですが、大きな荷物を搬入する際は両方の扉を開放することで、荷物をラクに出し入れできます。
両開きドア
左右に同じ大きさの扉が2枚あるタイプのドアです。大きなドアになるので、豪華な雰囲気にはなりますが、広い玄関スペースが必要になります。
引き戸の種類
引き戸
引き戸は横にスライドさせるので、玄関の外にスペースが無くても広い開口部を得られるメリットがあります。また開け閉めも楽なので、高齢者には好まれます。以前と比べると種類も増え、デザイン性の高いものや、断熱性を高めたものも出てきています。
引き違い扉
2枚の引き戸があり、左右にどちらでも開閉することができるタイプです。一般的な住宅でよく見かけるタイプの扉です。
片引き扉
1枚の戸を左右に滑らせて開閉するタイプの扉で、開けた時にはスッキリとした印象になります。最近はモダンなデザインの商品も増えています。
両引込み扉
扉自体を左右の壁側に引き込むタイプです。玄関の開閉口を広く使うことができます。
玄関ドアを選ぶ際の3つのポイント
1)玄関ドアの種類やデザイン
玄関ドアを選ぶ際は「種類」と「デザイン」の選択がまず必要です。
ドアの種類をたとえば現在の「引き戸」から「開き戸」に変えるのであれば、変更が可能な間取りなのか、しっかりと確認する必要があります。
また変更が可能だとしても、玄関のドア枠のサイズ変更が伴うので、基本的にリフォーム費用は割高になると承知しておく必要があります。
デザインについては家全体のイメージに影響を与えるので、バランスを考えて選択しましょう。
最近は色や形も豊富なので、カタログを取り寄せて楽しみながらデザインを選んでいきたいですね。
2)玄関ドアの防犯性
デザインの次に考えるポイントは「防犯対策」です。
特に一戸建ての場合は重要事項です。
最近のドアは防犯性も高く、ワンドア・ツーロックは基本となっています。
また鍵自体も防犯性の高い「ディンプルキー」や「ウェーブキー」などが主流になっています。
さらに防犯性を高めたい場合には、リモコンで外から開閉できる電気錠システムなどを採用すると良いです。
3)断熱性
玄関ドアを選ぶ際には「断熱性」も忘れずに検討する必要があります。
特に雪国では、断熱性がない玄関ドアでは寒い外気がそのまま家の中に入ってきたり、家全体の暖かさが逃げて行ったりしてしまいます。
玄関リフォーム業者の選び方
リフォーム業者と一口に言っても、各社とも得意分野が分かれています。
まずは玄関リフォームの実績が豊富な会社なのかどうかを確認しましょう。
玄関リフォームの経験が豊富な会社は取り替え工事に慣れているだけでなく、メーカーとの取引量も多いため、安価に玄関ドアを仕入れてもらうことも可能です。
あなたはどんな玄関にしたいですか?