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自然素材でリフォームしたい!費用相場や建材・内装材はどんなのがあるの?

自然素材リフォーム

リフォーム時の建材や内装材ですが、同じ選ぶなら、体に優しく温かみのある自然素材はいかがですか?

健康面はもちろんのこと、インテリアの質も上がるので、自然素材の人気はじわじわと高まっています。

この記事では、代表的な自然素材の特徴とリフォーム時の注意点をお伝えしていきます。

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自然素材リフォーム:木材

自然素材リフォーム

パイン材

柔らかい材質で加工しやすく、節が多いのが特徴。

白っぽい色味は年月を経るごとに飴色に変化していきます。

肌触りが良く、程良いぬくもりが感じられます。

また空気を多く含んでいるので保温性が高く、冬に素足で歩いても冷たさを感じにくいです。

杉材

真っすぐな木目と濃くて大きな節が特徴。

軽くて柔らかく、歩行時の足腰への負担が少ないため、床材としての評価が高まっています。

パイン材と同様に空気を多く含んでいるので保温性が高く、冬でも冷たさを感じにくく、素足にも気持ち良いです。

チーク材

塗装を施さなくても自然な光沢感のある高級木材です。

年月を経るごとに美しい金褐色へと変化していきます。

膨張・収縮率が小さく、船の甲板に使われるほどの耐水性と耐久性があります。

この耐水性を活かして、キッチンまわりで使用するのもおすすめです。

オーク材

落葉樹はナラ、常緑樹はカシの総称。

独特の縞模様(トラフ)が部分的に表れ、やや粗めのはっきりとした木目と淡い褐色の色合いが人気です。

強度と耐久性があるため傷つきにくくおすすめです。

タモ材

オーク材と似た色調ですが、オーク材よりもハッキリとした力強い木目です。

硬く強度はありますが加工はしやすく、弾力性もあるので床材に適した素材です。

チェリー材

きめ細かく、滑らかな木肌をもち、昔から高級家具に使われています。

明るい琥珀色は、年月を経るごとに艶と色合いが深まり、より美しさを増していきます。

床材の張り方で個性が演出できる

床材は、同じ樹種であっても張り方を変えることで雰囲気がガラリと変わります。

  • 板幅を広くするとリラックス感がでる
  • 板幅を狭くすると洗練された雰囲気に
  • 木片を組み合わせて一定のパターンに張り上げる「パーケット張り」はレトロな雰囲気に
  • 幅も長さも異なる木材をランダムに組み合わせる「乱尺張り(らんじゃくばり)」ならナチュラル感がでる
  • 正方形のブロックをタテヨコタテヨコと向きを変えて組み合わせる「市松張り」ならメンズライクな雰囲気に
  • 左右交互にV字形に組み敷いていき、ベルサイユ宮殿でも採用されていた「ヘリンボーン張り」ならクラシカルな雰囲気に

張り方によっては手間やコストがかかるので、予算と相談しながら演出したい雰囲気を絞っていきましょう。

自然素材リフォーム:左官材

珪藻土

珪藻土でリフォーム

最近はバスマット素材としても人気なので、ご存じの方も多いかもしれません。

珪藻土は植物性プランクトンが海底や湖底に蓄積して化石したものが原料です。

木炭の数千倍といわれるほどの超多孔質構造で、調質性・断熱性・消臭性に優れているため、湿気による結露も防止してくたり、ペットのにおい対策にも適しています。

クロスのように張りかえる必要もなく、経年劣化を楽しめる素材です。

仕上がりはマットで少しザラついた質感になります。

漆喰

漆喰でリフォーム

日本の伝統的な塗り壁素材。

消石灰に植物繊維やふのりなどを混ぜて練り上げたものです。

アルカリ性がカビや細菌の発生や増殖を予防し、においも吸着して分解してくれます。

漆喰も調質性・断熱性・消臭性に優れているため、湿気対策やペットのにおい対策に適しています。

またクロスのように張りかえる必要もありませんが、空気中の二酸化炭素と反応して年々硬化していきます。

仕上がりは調色しない限り白っぽく、艶のある質感になります。

ちょっとした汚れならカッターやサンドペーパーで削ることで対処できます。

自然素材リフォームを行う際の注意点

自然素材リフォームを行う際、1つだけ注意点があります。

「表面の仕上げ」や「凝固剤の選び方」を間違えると、せっかく自然素材を使っても、その良さを発揮しきれなくなります

たとえば無垢の木は仕上げにオイルを塗ります。

この時、被膜タイプのツルツル化学塗料を塗ってしまうと、木の呼吸は止まってしまいます。

また漆喰や珪藻土の塗り壁に合成樹脂の凝固剤を多量に混ぜるのも同様です。

自然素材ならではの吸湿性や保温性といった特徴を殺してしまいます。

仕上げのオイルや凝固剤についても可能な限り自然なものを使ってもらえるのか、事前に確認しておくと安心です

自然素材リフォーム業者の選び方

自然素材リフォーム業者の選び方

リフォーム業者と一口に言っても、各社とも得意分野が分かれています。

まずは自然素材リフォームの実績が豊富な会社なのかどうかを確認しましょう。

自然素材リフォームの経験が豊富な会社は工事に慣れているだけでなく、メーカーとの取引量も多いため、安価に無垢材を仕入れてもらったり、技術力の高い左官屋さんを手配してもらうことも可能です。

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