ペットも大切な家族の一員。
室内飼いが主流の今、ペットと飼い主の双方がストレスなく共生できるペットリフォームも人気です。
この記事では、ペットにもやさしい家にリフォームする際のポイントを6つお伝えします。
自然素材なら安心・安全でペットにもやさしい
まずは自然素材を活かした家づくりです。
薬剤を使っていない自然素材はペットにも安全でおすすめです。
そしてペットが歩き回る床には、滑りにくく足腰にやさしい床材を選んであげましょう。
無垢のパイン材:柔らかくて滑りにくい
無垢のオーク材:感触が良い
無垢の床材は爪がひっかかるので滑りにくく、残った爪跡は削って修復することも可能です。
最近では、愛犬のための床材「ワンラブフロア」のようにペットのための床材も発売されるようになりました。
臭いがこもらない工夫を
ペットリフォームは「共生」がテーマなので、あなたも快適に暮らせるようペット臭対策は必須です。
気になるペット臭は、天井や壁を消臭効果のある内装材で仕上げると軽減できます。
特に漆喰や珪藻土は自然素材で安全ですし、調湿性だけでなく吸臭性もあるので、室内の空気をクリーンに保てます。
猫は体臭よりも排泄臭が強いので、トイレを設定する場所は通気性を良くして、周りを吸収性のある素材で囲うなど、臭いがこもらない工夫を施してください。
ペットの安全に配慮したコンセント位置に
ワンちゃんネコちゃんが歩き回る位置にコンセントがあると、いたずらされる可能性もありますし、愛犬・愛猫がひっかかってケガする恐れもあります。
コンセントの位置を決める際は、ペットの安全に配慮した高さにするのもポイントです。
ペットを寂しくさせない
日中は仕事や学校で家族みんなが出払ってしまうこともあるでしょう。
各々が自室にこもってしまうこともあるでしょう。
そんな時、ワンちゃんネコちゃんは寂しさを募らせてしまいます。
そこで家族みんなが集まりやすいリビングダイニングの一角に専用スペースをつくってあげると、孤独感を解消してあげることができます。
そんなに狭小住宅だからそんなスペースの確保が難しいという場合には、階段下のスペースを生かすと良いです。
壁の上部にペットフードの収納棚を設置することもできます。
ペット専用の小さな通路
大型犬だと難しいかもしれませんが、小型犬や猫の場合には、間仕切り壁の床接触部分にアーチ型の開口部をつけ専用の通路をつくってあげるのもおすすめです。
家族が留守でも自由に家の中を行き来できますし、インテリアにもなって可愛らしいです。
外に専用の洗い場を
愛犬がいる場合には、散歩は毎日のことです。
そこで玄関の外に散歩後の足洗い場があると便利です。
ペットリフォーム業者の選び方
リフォーム業者と一口に言っても、各社とも得意分野が分かれています。
まずはペットリフォームの実績が豊富な会社なのかどうかを確認しましょう。
ペットリフォームの経験が豊富な会社は工事に慣れているだけでなく、メーカーとの取引量も多いため、安価に自然素材や洗い場設備などを仕入れてもらうことも可能です。