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どこに頼めばいい?失敗しないリフォーム業者の選び方6つのポイント

リフォーム業者の選び方

誠実に対応してくれるリフォーム業者がほとんどですが、手抜き工事や仕上がり不良によるトラブルが急増しているのも事実です。

ただし以下6つに注意しておけば、誠実で優良な業者と巡り合うことができます

この記事では「失敗しないリフォーム業者の選び方」 についてお伝えします。

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1)希望するリフォームと同様の工事実績があるか

リフォーム業者の選び方1

リフォーム業者にも得意分野・不得意分野がある

あなたが希望するリフォーム内容と同様の工事実績があるか

これは意外と見落としがちですが、リフォーム業者を選ぶ際の重要なポイントです。

リフォーム業者にも

  • 内装デザインが得意な会社
  • 外壁塗装が得意な会社
  • 水回りリフォームが得意な会社

と得意分野・不得意分野があります。

極端な話

  • 小規模な補修ばかりを行ってきた
  • 大規模な全面リフォームを専業としてきた
  • 外壁塗装や屋根塗装など塗り替えが専門

など専門性を追求している業者も多いです。

依頼するリフォーム業者の「タイプ」を間違えると、どんなに評判が良くて技術力の高い業者であっても、あなたの思い描くリフォームを実現してくれるとは限りません。

まずはリフォームしたい内容を得意とする業者に依頼することが肝心です

追加費用が発生する可能性も事前に確認しやすい

事前調査をしているとはいえ、壁の内側や下地の状態などはリフォーム工事を開始して初めて分かる部分もあるので、下地などの劣化状態によって追加工事が発生することも多々あります。

ただ、その業者にとって慣れた内容の工事であれば、

「以前も似たような工事を行い、○○の不具合が見つかったのですが、追加費用○○円で○○という補修を行いました。」

追加工事が発生した場合の費用についても事前に説明してもらいやすいので安心です。

その業者が得意とする物件タイプも確認しよう

工事内容だけでなく、そのリフォーム業者が得意とする「物件タイプ」の確認も必要です。

たとえば、マンションリフォームについて十分な知識がない業者にマンションのリフォームを任せてしまうと、知らないうちに管理規約に違反している事態に陥る恐れもあります。

  • 戸建てにお住まいなら、戸建てリフォームの施工実績がある会社
  • マンションにお住まいなら、マンションリフォームの施工実績がある会社

に依頼するのがおすすめです。

2)要望に合わせた提案をしてくれるか

リフォーム業者の選び方2

知識と実績があるリフォーム業者であれば、プロとしての提案力があります。

  • あなたの要望をきちんと聞き入れてくれているか
  • メリットだけではなく、デメリットもきちんと説明してくれているか
  • 見積書に記載されている資材のカタログやサンプルを提示して説明してくれているか
  • コストダウンするための方法も提案してくれているか

たとえばキッチンをリフォームする場合でも

機能性を重視したい
見栄えにこだわりたい
予算が一番大事

など人によって重要視する点は違います。

具体的にどのようなリフォームがしたいのか、じっくりと希望に耳を傾けてくれる業者を探しましょう。

また

「○○という点では機能が少し劣りますが、AプランよりもBプランの方がリフォーム費用を安く抑えられます。」

など費用を抑えるための提案もしてくれる業者は、会社の利益だけでなく、僕たち依頼主の意見も尊重してくれていると判断できます。

3)信頼できる担当者か

リフォーム業者の選び方3

会社の実績は大切ですが、やはり担当者との相性も大切です。

リフォーム完成後の具体的なイメージを擦り合わせるためにも、気持ち良くコミュニケーションを取れる人に担当してもらいたいものです。

  • 難しい専門用語を使わずに分かりやすく説明してくれるか
  • 質問に対して明確な回答が返ってくるか
  • 時間や期日などの約束を守っているか
  • 対応が迅速か
  • 信頼できるか

4)料金と施工内容は比例しないことを認識しよう

リフォーム業者の選び方4

同じリフォーム工事内容にもかかわらず、業者によって金額が約3割ほど変わるのがリフォーム業界です。

もし300万円のリフォーム内容なら、90万円も費用が変わります!

この金額差の背景には、リフォーム業者の種類と発注の流れが関係してきます。

業者の種類実際に施工する人中間マージン
リフォーム会社下請け業者営業担当者、下請け業者
リフォーム営業会社下請け業者営業担当者、下請け業者
工務店下請け業者下請け、孫請け業者
職人による個人店自社なし

リフォーム会社・リフォーム営業会社・工務店の場合、実際の施工はほぼ下請け業者に外注するため、そこに中間マージンが発生します。

また営業担当者に支払う報酬も必要になるため、工事そのものとは関係ないところへもお金が持っていかれます。

しかし実際に工事をする下請け業者が受け取れる金額は、契約金額の1/3ほどだったりと低い金額のことが多いので、作業効率を考えて手を抜く下請け業者もゼロではありません。

外壁リフォームの場合

なぜリフォーム費用は依頼先によって大きく違うのか

こうなると個人店を選ぶべきだと思われるかもしれませんが、実際に相見積りを取ってみるとリフォーム会社が最も安いこともあります。

また下請け業者の施工だとしても、逆に「きちんと対応しないと仕事ががもらえなくなる」という危機感から丁寧に施工してくれることもあります。

さらにリフォーム会社は営業を専門にしているだけあり、対応・サービスが丁寧なところが多いです。

一方、個人店は無駄な費用を支払う必要はありませんが、何の相談もなく勝手に工事内容を変更するような職人気質のところもあります。

つまり、単純に「高ければいい」「安ければいい」という判断基準では選べないのがリフォーム工事なのです。

「手を抜かれるか」「丁寧な施工をしてもらえるか」リフォーム業者選びは慎重に行う必要があるのです。

5)見学会があれば積極的に参加しよう

リフォーム業者の選び方5

リフォーム業者を選ぶ際には、インターネットや雑誌などを活用する人が多いです。

たくさんの実例写真・図面・口コミなどが掲載されているので、情報集めには重要なツールです。

これと合わせてぜひ活用したいのが、リフォーム会社などが主催する見学会です。

空間の雰囲気・素材感・導線などは、写真や図面だけでは分からないもの。

実際にリフォームしたお宅を訪れることで、その依頼先の設計力や作風などをリアルに感じることができます

見学会の現場では営業担当者や設計担当者と直接話せることも多いので、ホームページや口コミではわからない、その会社の雰囲気や、自分たちとの相性を知る手がかりにもなります。

6)保証やアフターサービス制度があるか

住宅リフォーム・紛争処理支援センターに寄せられた専門家(弁護士や建築士)への相談数は増えており、2019年度の相談件数は1,017件を超えています。

相談内容の約80%を占めているのは「不具合が生じている」であり、リフォーム完了後に欠陥が見つかることが多いことが分かります。

そのため万が一に備え、保証・補償・保険・アフターサービスがきちんと用意されており、工事が終わった後も責任をもってサポートしてくれる業者に頼みましょう。

リフォーム業者によっては「リフォーム瑕疵保険」に加入しているところもあります。

リフォーム瑕疵保険に加入している業者を選んでおくと、万が一の場合でも保証は確実なので、より安心です。

リフォーム業者の選び方まとめ

以上、リフォーム業者の選び方のポイントを6つお伝えしました。

  1. 希望のリフォームと同様の工事実績があるか
  2. 要望に合わせた提案をしてくれるか
  3. 信頼できる担当者か
  4. 料金と施工内容は比例しないことを認識しよう
  5. 見学会があれば積極的に参加しよう
  6. 保証やアフターサービス制度があるか

「リフォームの成功は、依頼するリフォーム業者によって決まる」と言っても過言ではありません。

ぜひ良いリフォーム業者を巡り合って、満足のいく住まいを手に入れてください。