「冬の寒さがこたえるので、保温効果の高い二重窓にしたい」
「結露対策のために二重サッシにしたい」
既存の窓の内側に、もう一枚内窓を取り付け、窓を二重にしたもののことを「二重窓」もしくは「二重サッシ」と呼びます。
最近は一度に多くの効果を得られる二重窓が大人気！
そこでこの記事では口コミ情報も織り交ぜながら、二重窓（二重サッシ）リフォームに関する情報をお届けします。
窓に関するよくある悩み
赤ちゃんがいるのと、賃貸マンションに住んでいるので、二重窓で防音したい。
節約のために、省エネ効果のある二重サッシにしたい。
冬の寒さがこたえるので、二重窓にして保温効果を高めたい。
窓の結露、何とか防止する方法はないかな？カビが心配…。
二重窓（二重サッシ）のメリット
二重窓にする４つのメリット
- 断熱効果・保温効果が高まり、冬でも暖かい！
- 省エネ効果により、暖房光熱費を節約できる！
- 結露対策にもなり、カビが発生しにくくなる！
- 防音効果が高まるので、子供の泣き声を心配しなくて済むし、騒音に悩まされなくなる！
もともと二重窓は断熱効果を上げるために、北海道や東北など主に寒い地域で多く使用されていました。
しかし近年では防音効果や省エネを目的に、住宅リフォームの一環として内窓を取り付け、二重窓にするケースが広がっています。
まず二重窓にすることで、気密性がアップします。
気密性が高まることにより断熱効率が上がるので、暖房器具を使用する際、少ないエネルギーで快適な室温を保つことができ、省エネや節約にもつながります。
また冬になると、窓には結露ができやすくカビが発生しやすくなりますが、これも二重窓にすることで防ぐことが可能です。
外気によって冷やされたガラスが室内の温かい空気に触れることで、空気中の水蒸気が水に変化し結露が発生します。
二重サッシは、魔法瓶に似ています。
窓を二重の構造にすることで内窓が冷気を遮断するとともに、室内の温かい空気を外に逃さないようにするので、結露の発生を抑える効果が得られます。
さらに窓の気密性がアップすると防音効果にもつながりますので、家の周りの騒音が気になる方にもおすすめです。
二重窓のデメリット
- リフォーム費用がかかる
- 窓の開閉が面倒に感じる
もちろん既存の窓を二重窓にリフォームするには費用がかかります。
費用はどんなサッシ枠とガラスを選ぶかによって変わります。
また通常なら１回で済む窓の開閉を、二重窓の場合は２回行うわけなので、頻繁に開閉する窓を二重窓にした場合は面倒に感じられるかもしれません。
なお二重窓にすると「室内に圧迫感が出てしまうのではないか？」と心配される方もいらっしゃいますが、これについては圧迫感を感じさせないサッシの色やデザインを選ぶことで、すっきりした印象に仕上げることができます。
二重窓リフォームの費用相場はいくら？
リフォーム費用は既存の窓の状態や、新たに導入する内窓の種類によって異なりますが、二枚引き違い窓タイプの場合（サイズ幅1700×高さ1800 / ガラス5mm単板透明）、６〜９万円が目安となります。
窓リフォームと「省エネリフォーム減税制度」について
断熱性に優れた窓にリフォームをすると、確定申告の際に「省エネリフォーム減税制度」を利用できます。
総額50万円を越えるリフォームの場合など一定の条件がありますが、適用されれば、所得税や固定資産税が減額されます。
せっかくの減税制度なので、使わないのはもったいないです。
50万円を超える、断熱性も高める窓リフォームを検討されている場合は、ぜひ一度制度の詳細を確認してみてください。
二重窓・二重サッシリフォーム事例
二重窓リフォームの口コミから分かること
二重窓にリフォームをされた方々の口コミから分かることは、せっかくリフォームをするのだから、
- 寒さ対策＋防音対策
- 結露対策＋寒さ対策＋暑さ対策
など２つ以上の効果を得られるようサッシ枠や窓ガラスを選ぶことにより、より快適な住まいを手にされているということです。
二重窓リフォーム業者の選び方
リフォーム業者と一口に言っても、各社とも得意分野が分かれています。
まずは二重窓のリフォーム実績が豊富な会社なのかどうかを確認しましょう。
二重窓のリフォームの経験が豊富な会社は工事に慣れているだけでなく、メーカーとの取引量も多いため、安価にサッシ枠や窓ガラスを仕入れてもらうことも可能です。
築年数が古い家でも、窓をリフォームして二重サッシにすることで、結露を防ぎ、遮熱性や断熱性の高い快適な住まいを実現できます。
断熱性がアップするだけで、エアコンの使用エネルギーも減り、省エネ・節約にもつながります。