コンテンツには広告が含まれている場合があります

外壁塗装をボンタイルにする場合の単価や耐用年数、注意点とは?

ボンタイル

この記事では「外壁塗装のボンタイル」についてお伝えします。

スポンサーリンク

ボンタイルとは

ボンタイル

ボンタイルとは外壁塗装の模様のひとつです。

「吹き付けタイル」「玉吹き」とも呼ばれ、主にモルタル・無塗装サイディング・ALCなどに吹き付け工法で塗られています。

見た目はボコボコとした凹凸がありながら、手触りはツルツルとしているのが特徴です。

一般的な建物にもよく用いられているので、見れば「ああ、あの模様のことか」と分かると思います。

外壁塗装ボンタイルの工程

外壁にボンタイルを施す際は、以下4つの工程を踏みます。

  1. 外壁を洗浄する
  2. 下塗りをする
  3. スプレーガンで吹き付けをする
  4. ローラーやコテなどで凸凹を押さえるなどして模様を変化させる

ボンタイルは複層仕上塗材に分類され、珪寒・水石・合成樹脂などの結合材が主原料で、紙粘土のような練り物素材です。

ローラーやコテで凸凹を抑える工程を「ヘッド押さえ仕上げ」と言い、スプレーガンのみで仕上げる場合は「吹き放し仕上げ」と言います。

ボンタイルの耐用年数

ボンタイルは模様をつけた上に、色つけ兼仕上げとして上塗り用の塗料が塗られます。

そのため耐用年数はトップコートである、その上塗り用塗料によって変わってきます

特に指定をしなければ、ボンタイルではアクリル系の塗料で仕上げをされていることが多いです。

アクリル系塗料の場合、耐久年数は5~7年です。

上塗り用塗料にも様々な種類があり、それぞれ機能や性能が違うので、塗装業者に塗料の特徴をよく聞きながら選んでください。

ボンタイルの単価・相場

ボンタイルには「弾力があるもの」と「弾力がないもの」とがあります。

硬質なタイプは比較的安価ですが、ひび割れすることがあります。

弾性タイプはその名の通りひび割れしにくい素材で構成されています。

また防汚性と防水性が高められており、下地材の微細なひび割れに追随することができます。

ただ弾性タイプでも年月が経つと、硬くなり、ひび割れします。

そのため定期的なメンテナンスが必要になるのは他の外壁塗装と同じです。

選ぶ塗料にもよりますが、標準的な単価は1000円/㎡前後です。

外壁塗装ボンタイル まとめ

エアレススプレー

ボンタイルはスプレーガンを用いながら吹き付けて行う外壁塗装なので、模様のひとつひとつが違ってきますし、綺麗な一定の模様を吹き付けるには高い技術が必要とされます

実際、塗装業界の国家資格である一級塗装技能士の試験には、スプレーガンによる吹き付け技能の実技試験があります。

模様を均一に保つためには、吹きムラや吹き過ぎなどに気をつけなければいけないからです。

技術力が低い職人さんが吹き付けを行うと、模様がバラバラで、かえって粗が目立つ仕上がりになってしまいます。

せっかくお金と時間をかけて外壁塗装を行うなら、綺麗な仕上がりを求めたいですよね。

そのためボンタイルならではの模様の美しさを求めるなら、技術力が高く、ボンタイル施工の経験豊富な塗装業者に依頼することをおすすめします。

ボンタイルが得意な外壁塗装業者を探す(無料)→