誰もが気なる塗装工事費用。
実は、どこに頼むかで同じ内容なのに金額が大きく変わるのが塗装・リフォーム業界です。
この記事では、塗装業者とリフォーム会社とでは金額が1.4倍ほど異なる理由についてお伝えします。
塗装業者とリフォーム会社 相場の違い
塗装業者に依頼した場合の相場
通常、塗装工事は「塗装」の職人さんと「足場」の職人さんで完成させます。
そして、工事内容によってはその他に専門の職人さんが必要になってきます。
通常
- 塗装の職人
- 足場の職人
+場合に応じて
- 木部の補修をする大工
- 雨樋の補修をする板金の職人
- モルタルの補修をする左官の職人
- コーキングやバルコニーの床を専門に扱う防水の職人
- 足場をかけるためにカーポートの屋根を脱着するエクステリアの職人
こうした職人さん全員が所属している会社は日本中探してもまず存在しません。
そのため塗装業者は必要に応じてその都度、職人さんに工事を外注しているのです。
この職人さんたちをタイミングよく現場に入れて塗装工事を完成させるのが「現場管理者」です。
塗装業者の中には、社長さん自らが現場管理を行っていることも珍しくありません。
このような仕組みの中、建坪30~35坪でウレタンやシリコンの塗料で丸ごと塗った場合、工事金額はだいたい80~120万円が相場です。
リフォーム会社に依頼した場合の相場
リフォーム会社の場合は、営業活動だけ行い、実際の施工は下請けの塗装業者に外注することがほとんどです。
つまりリフォーム会社に依頼した場合、塗装業者の見積もりに単純にリフォーム会社の営業分の利益(大体30~40%)が上乗せされるので、同じ工事内容でも120万円~170万円になります。
ただし金額が高くなる代わりに、きめ細やかなサービス対応がウリとなっています。
優良な塗装業者の探し方
以上のように、同じ塗装工事内容でも、塗装業者に頼むのかリフォーム営業会社に頼むのかで金額は大きく変わってきます。
安ければ良いというものではありませんが、もちろん無駄に高いお金を払う必要もありません。
また200万円、300万円という大きな見積もりが提示されたという話も聞きますが、一般家庭の家の大きさであれば塗装工事というのは本来そこまで高いものではありません。
納得のいく価格で、満足のいく仕上がりにしてもらうためにも、ぜひ業者選びは慎重に、必ず複数社から見積もりを取り「比較」するようにしましょう。
でも、1社1社に連絡を取って相談するのは手間ですよね。
そこでおすすめなのが、無料で使える一括見積もりサイト「ヌリカエ」の活用です。
ヌリカエを活用すれば、自分で一社一社調べていく必要はなく、厳選された塗装業者の中から、確かな技術と専門知識を持つ優良業者を簡単に探し出すことができます。
また見積もりをまとめて取り寄せられるので、見積書を比較することで、価格面でも適正なのか確認することができます。
まだ実際に工事を依頼するのは少し先の予定だけれど、「ひとまず自分の家の大きさだと塗装工事費用はいくらかな?」と下調べだけの場合でも便利なサイトです。