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ガイナとはロケット技術を応用した日進産業の断熱セラミック塗料

ガイナ断熱塗料

大きな話題となった塗料「ガイナ」をご存じですか?

ガイナはロケット技術を応用した塗料で、塗るだけで、寒さ・暑さ・臭い・騒音といった様々な問題を解決してくれるんです!

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ガイナとは

ガイナ断熱塗料

ガイナとは、日進産業がJAXA(宇宙航空研究開発機構)とライセンス契約をし、ロケット技術を応用させた断熱セラミック塗料です。

通常のペンキといわれる塗料とは少し違い、ガイナの中には中空セラミックビーズと呼ばれるものが含まれていることにより、熱や音などを伝わりにくくしています。

そして以下のような複数の問題を解決してくれるので、一年中快適な住空間を保てるのがウリとなっています。

断熱塗料ガイナの特徴
  • 断熱効果
  • 遮熱効果
  • 結露の抑制
  • 空気質の改善
  • 騒音対策
  • 耐久性

ガイナの塗料自体は水性なので、健康被害も少なく、環境にも優しい塗料となっています。

ガイナ塗装のメリット

外壁塗装や屋根塗装にガイナを使うメリット

極寒の宇宙空間に耐えられるほどの断熱効果?!

ガイナで塗り替える最大のメリットは「断熱効果」です。

宇宙空間は-270度。

そんな極寒の中でクルーたちを守るロケット技術が応用されたのがガイナです。

ガイナの場合は中空セラミックビーズの働きにより、塗料にもかかわらず、壁の中の断熱材並みに熱移動を防ぎます。

カラーバリエーションが豊富

カラーバリエーションは豊富で、好きな色に調色してもらうことも可能です。

ただし全て艶消しのマットな仕上げになります。

あらゆる場所に塗装が可能

ガイナが塗れない所はほとんどなく、サイディングボードからコンクリート、そしてあらゆるタイプの屋根もカバーしています。

中でもおすすめの塗装場所はトタン屋根です。

ガイナは厚みをつけて塗るよう開発製造されており、厚みが乾いた状態で0.3~0.4mm程になります。

一方、一般的な屋根塗料の場合は錆止めを入れても0.1mm程度にしかなりません。

そのため基本使用量をきちんと守り塗装した場合には、屋根の上にもう1枚屋根を張ったようなものなので、雨音の低減や断熱・遮熱効果が期待できます。

ガイナ塗装のデメリット

下塗り塗料との相性が難しい

ガイナを使う際に注意すべきことは、シーラー(下塗り塗料)との相性です。

基本的に塗り替えは3回塗りで、下塗りが最初に行われますが、ガイナを作っている日進産業では下塗りに使う塗料は作られていません。

そのため下塗り塗料との相性によっては剥がれや膨れなどの不具合が起こる可能性があるので、きちんと知識のある塗装業者に依頼することが重要です

価格は少し高め

ガイナは特殊塗料なので、現在主流のシリコン塗料よりは少し高め

シリコン塗料とフッ素塗料の中間くらいです。

塗料の種類耐用年数単価(㎡)
シリコン10〜15年2,500〜3,500円
ガイナ15〜20年3,500円前後
フッ素15〜20年3,500〜4,500円

ただし、ガイナの耐用年数はフッ素塗料と同程度なので、フッ素塗料よりも少しお得な塗料と言えます。

断熱塗料ガイナ まとめ

今や日進産業のガイナは、日本の省エネ塗料シェアNo.1になりました。

戸建ての外壁塗装・屋根塗装によく使われていますが、温度変化を防ぎ耐久性にも優れていることから、重要文化財などにも使用されています。

控除(省エネリフォーム減税)の要件も満たしやすい塗料なので、塗り替え時には候補に入れてみてはいかがでしょうか。

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