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無機塗料のメリット・デメリット | 陶器のような高耐候性

無機塗料のメリット・デメリット

無機塗料とは、ガラスやタイルなどの無機物を塗料状にしているものです。

価格は高めですが、耐久性や耐候性に優れています。

この記事では、そんな無機塗料のメリット・デメリットについてご紹介します。

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無機塗料は耐用年数が長い

無機塗料とは

無機とは「炭素(c)を含まない」ということです。

身近なものでは水・金属・ガラス・陶器などが無機物になり、屋根の陶器瓦も無機物にあたります。

お住まいの地域に陶器瓦の屋根の家がある場合は思い出して欲しいのですが、昔から色がほとんど変わっていないと思います。

無機物は物質的に安定しているので、紫外線などの影響を受けにくく劣化しにくいのです。

つまり無機塗料は、耐久性に優れ、色褪せしにくいという特徴があります。

ただし無機塗料といっても無機物を有機物の樹脂で塗料状にしたものなので、完全な無機ではありません。

したがって半永久的に効果があるわけではないので、光触媒、フッ素、ピュアアクリルと同程度の耐用年数と考えた方がいいです。

無機塗料のメリット

耐用年数が長い

簡単にいってしまうと、無機塗料はガラスや陶器のように変化しにくい無機物を塗料化したもの。

紫外線に大変強く、基本的にフッ素樹脂を超える耐候性で長持ちします。

自ら綺麗になる

無機塗料はセルフクリーニング性能を持ちます。

なぜならガラスでコーティングされたようになるので、汚れがつきにくくなるからです。

また親水性も高いのもで、雨が降ると外壁の表面の汚れが雨と一緒になって流れ落ちます。

雨染みや窓枠の下などの汚れを低減し、美観を長期間保つことができます。

ランニングコストが優れている

塗料の持ちが良いので、塗り替え間隔を長くあけることが可能です。

その結果、塗料自体は決して安いわけではありませんが、塗装工事の必要回数が減るので、長期的にみた場合はお得となります。

無機塗料のデメリット

価格相場は高め

他の樹脂塗料と比べて価格帯が高めなので、初期費用はかかります。

相場はフッ素と同程度で、水性タイプで、単価4,000円程度(㎡)です。

雨が当たる場所でないとセルフクリーニング機能は働かない

メリットの項目で自ら綺麗になる機能があることをお伝えしましたが、軒が極端に張り出してるような家の場合、雨が外壁に当たらないのでセルフクリーニング機能は発揮されません。

この場合、自然に降る雨の代わりに、ご自身でホースを使いながら水をかけるなど、外壁を掃除する手間がかかります。

次回の塗り替え時に注意が必要

無機塗料の表面はガラスでコーティングされたようなものなので、その上から塗り直しを行っても塗料が上手くのらず、弾いてしまったり剥がれてしまったりする可能性があります。

場合によっては塗り替え不可のため、交換が前提となる外壁もあります。

下地との相性が難しい

無機質の成分が多すぎると硬くなりすぎ、ひび割れを起こしてしまうので、ひび割れしない程度の微妙なラインで無機塗料は製造されています。

ただガラスや陶器のように硬く丈夫な塗膜が形成されるため、もしも下地に弾性塗料が使われている場合、下地の動きについてこれず塗膜が破れてしまう恐れがあります。

その様な場合は、弾性塗料の上に塗ることができるハイブリッドタイプの無機塗料を選ぶ必要があります。

主要メーカーの代表的な無機塗料

  • 日本ペイント:アプラウドシェラスターNEO、クリスタコート
  • エスケー化研:セラミタイトペイント

無機塗料まとめ

以上より、無機塗料がおすすめの家は以下です。

  • ランニングコストを重視する方
  • 形状的に外壁が汚れやすい家
  • 外壁に雨が当たりやすい造りの家
  • 雨染みや汚れがつきやすいリシン(砂状の外壁)の家

無機塗料はメリットが多い反面、塗り替え時に不具合が出やすかったり、下地との相性が難しかったりするので、施工実績や技術力が確かな、腕のある職人さんにお願いすることが肝心です

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