外壁塗装の見積もりが揃ったら、内容や見積もり額の比較検討に入ります。

見積もり額が相場に適正かどうかを調べるには

  1. 各工程、各材料の単価を知っていること
  2. 塗装工事費用の内訳を知っていいること

この2点が重要になります。

この記事では「塗装工事にかかる費用の内訳」についてご紹介します。

不必要な項目が含まれていないか、抜けている項目がないか、費用の内訳が分かれば見積書の内容も分かりやすくなります。

外壁塗装費用・屋根塗装費用の内訳

塗装費 工事費 労務費 下地調整費
洗浄費
塗装作業費
足場代
現場経費 (駐車代など)
材料費 主材料費 (塗料など)
副材料費 (養生シート、ローラーなど)
一般管理費( 販売管理費、事務所経費など)

労務費

下地調整費

外壁塗装の見積もり

下地の処理は補修箇所の劣化状況や補修内容に関わってくるので、事前に現場調査が行われ算出されます。

劣化した塗膜の上から新しく塗り直したところで、塗料の密着度は不十分になりますし、見た目も綺麗に仕上がりません。

そのため下地調整を丁寧に行ってもらえるか否かで、仕上がりは大きく変わります。

具体的な作業内容としては

などがあります。

洗浄費

外壁塗装の見積もり

洗浄費には汚れを洗い落とすだけでなく、殺菌作業も含まれます。

最近は環境に配慮され、ペットや草木への心配が少なくて済む「バイオ洗浄」も登場しています。

高圧洗浄の際にはどうしても汚れた水が飛び散りますので、飛散防止ネットや養生シートがしっかり張られているか確認します。

またトラブル予防のためにも、ご近所に一声かけておくと安心です。

塗装作業費

外壁塗装費用

塗装作業費は、作業代と人件費がセットになって算出されます。

  • 塗り回数
  • 標準作業量(㎡)
  • 作業日数
  • 必要な職人数

を考慮して費用は割り出されます。

もちろん特殊な技術を必要とする場合は、その分割り増しされることもあります。

たとえばローラーや刷毛ではなく、吹き付け塗装の場合は塗布能力が上がるので、その分の対価がプラスで設定されます。

足場代

外壁塗装の足場代

足場の組み立ておよび解体には相応の労力が必要になるので、塗装工事費用の中で比較的大きな割合を占めています。

算出方法には、「足場架面積(足場を架ける面積)」を基準にするものと、「延べ床面積」を基準にするものがあります。

本来なら足場架面積をその都度計算すべきですが、一般的には延べ床面積で算出されることが多いようです。

なお工事費用を節約するために、屋上から吊るされるロープブランコやゴンドラに乗り作業する「無足場工法(ゴンドラ工法)」というのもあります。

ただ無足場工法の場合は職人さんの腕によって仕上がりが大きく変わってくるので、塗装業者選びをより一層慎重に行う必要があります。

また足場代は削減されますが、その代わりに技術料として塗装作業費が割り増しになる可能性が高いため、足場の有無については一長一短です。

個人的には、足場を組んでもらう工法がおすすめです。

現場経費

外壁塗装の費用

塗装業者さんは足場や塗料など必要な道具が多々あるので、車でやってきます。

あなたの家の周りに車を無料で止められるスペースがない場合は、必要経費として駐車代などがかかってきます。

主材料費

外壁塗料の相場

「塗料代=塗料単価×塗布面積(塗布量)」によって算出されます。

塗料の単価は、塗料の種類・耐用年数・機能によって変わってきます。

また塗布量は、家の形状や素地への吸い込み具合によって変わってきます。

凹凸の激しい外壁材だったり、飛散ロスが出る吹き付け塗装の場合には必要な塗料の量が増えます。

塗料の単価ページへ

副材料費

外壁塗装の見積もり

ローラー、刷毛、養生シートなどの消耗品や、高圧洗浄機などの損耗費が対象となります。

一般管理費

外壁塗装の現場管理費

一般管理費は「諸経費」として見積書に記載されることが多く、現場管理費、保険料、事務用品、事務所家賃などです。

気になる点があれば見積書は出し直してもらおう

外壁塗装の相場

塗装業者によって見積書のフォーマットは異なるため、当ページで紹介したような分類ではなく、1~2項目をまとめて記載していることもあります。

相見積もりを取ることは必須ですが、基準(項目)が揃っていないと比較することは難しいです。

「A社には○○という項目があるのにB社には○○という項目がない」など気になる部分があったら、遠慮せずに見積書を出し直してもらいましょう。

ぺインターぺインター

良い塗装業者かどうかを見極める基準の1つとして、内訳が細かく明瞭に記載されているか否かがあります。

外壁塗装の見積書5つの確認ポイント