外壁塗装は、家の外観を美しく保ちつつ耐久性を高めるために、約10年に一度は必要なもの。
でも、平均100万円前後かかるので、決断できずに悩んでいる方もいらっしゃると思います。
実は、外壁塗装にも助成金があるので、条件を満たせば、平均20万円〜30万円お得に外壁塗装をすることができます。
助成金は年度ごとに予算が限られているため、締め切られる前に申請が必要ですが、細かい条件は自治体によって異なってきます。
「ヌリカエ」(無料)を使えば、「外壁の状態」や「住んでいる地域(市区町村)」など、いくつかの質問に答えるだけで、見積もりに加えて、住んでいる地域の外壁塗装の助成金情報を教えてもらえます。
名前や具体的な住所は伝えなくていいのも、安心して利用できます。
東京都で外壁塗装に助成金が下りる市区町村
東京都にお住まいの方で、家の外壁塗装をお考えでしたら、まずは住んでいる市区町村の助成金が使えるかどうかを確認しましょう(最新情報はご自身でご確認ください)。
地域 | 制度名 | 助成金額 |
---|---|---|
塗料を問わず助成金対象 | ||
渋谷区 | 住宅簡易改修工事費助成 | 工事費用の20%(上限10万円) |
目黒区 | 住宅リフォーム資金助成 | 「工事見積額(税抜)の10%」か「実施後の工事費用(税抜)の10%」 |
大田区 | 住宅リフォーム助成事業 | 工事費用の10%(上限20万円) |
北区 | 住まい改修支援事業 | 「工事見積額(税抜)の20%」か「実施後の工事費用(税抜)の20%」のうち安い額(上限10万円) |
八王子市 | 居住環境整備補助金 | 工事費用の20%(上限5〜15万円) |
東村山市 | 住宅修改築費補助制度 | 工事費用の10%(上限10万円) |
日の出町 | 日の出町住宅改修等補助 | 「工事見積額(税抜)の10%」か「実施後の工事費用(税抜)の10%」のうち少ない額(上限7万5,000円) |
遮熱塗料を使う場合に助成金対象 | ||
墨田区 | 墨田区地球温暖化防止設備導入助成制度 | 工事費用の10%(上限15万円) |
品川区 | 住宅改善工事助成事業 | 工事費用の10%(上限20万円) |
足立区 | 省エネリフォーム補助金 | 工事費用の1/3(上限5万円) |
葛飾区 | かつしかエコ助成金(遮熱塗装等断熱改修) | 「工事費用の1/4」か「施工面積1㎡あたり1,000円」のうち安い額(上限20万円) |
武蔵村山市 | エコ住宅化補助金 | 工事費用の1/2(上限10万円) |
羽村市 | 環境配慮事業助成制度 | 費用の1/2相当のエコポイント(上限5万〜10万ポイント) |
東京都での外壁塗装で助成金をもらうための条件
助成金制度の細かい条件は自治体によって異なりますが、前提条件には一定の傾向があるのでご紹介します。
1)「遮熱塗料」「断熱塗料」の使用が条件
助成金制度の中には、ただ外壁塗装をしただけでは対象にならないものがあります。
住宅の省エネルギー化・脱炭素化を推し進める世の流れを受けて、遮熱塗料や断熱塗料を使って外壁塗装をする「省エネ化工事」が対象となっているためです。
2)着工前に申請すること
助成金の利用申請は工事がはじまる前に行う必要があります。
工事内容が制度の対象であっても、着工後では申請そのものを受け付けてもらえないことが多いので、お気をつけください。
3)税金を滞納していないこと
助成金の申請者や家の居住者が市町村税を滞納していると、助成金の対象外となります。
万が一、住民税を支払っていなかったり、過去に支払っていない期間があったりする場合は、まずは清算を済ませる必要があります。
4)住んでいる地域の業者に外壁塗装をしてもらうこと
助成金制度の多くは、地域の経済活性化を目的の一つに置いています。
そのため、助成金の支給条件に「その市区町村の施工業者を利用すること」と定められている場合が多いです。
東京都での外壁塗装の助成金を申請する流れ
申請手続の細かい部分は自治体によって異なりますが、基本的な流れをまとめておきます。
- 外壁塗装の見積もりを取る
- 自治体のホームページから必要書類をダウンロードする
- 必要書類を提出する
- 審査結果の連絡を待つ
- 外壁塗装の契約をする
- 外壁塗装の工事を開始してもらう
- 実勢報告書と請求書を提出する
多くの自治体では「先着順」や「抽選制」で助成金を支給しています。
必要書類に不備がないよう、申請にかかる時間を考慮して、早めに見積もりを取っておくなど、事前準備が大切です。
東京都での外壁塗装は助成金+相見積もりでお得になる!
まずは無料の「ヌリカエ」を活用して、お住まいの地域に助成金制度があるかだけでも確認されてみてください。
平均20万円〜30万円お得に外壁塗装をすることができます。
また、同時に「相見積もり」もできるので、万が一お住まいの地域に助成金制度がなくても、適正価格での工事がしやすくなります。
見積もりを取り寄せたからといって必ず依頼する必要はないので、慎重に塗装業者を選んでいきましょう。
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